慢性前立線炎のQ&A

慢性前立腺炎のよくある質問と回答

  1. 漢方薬を飲んでも効きませんでした。
  2. 慢性前立腺炎を発症してから、他にも色々と不調が出てきたように感じるのですが関係ありますか?
  3. 慢性前立腺炎は気持ちの問題でしょうか?
  4. 針やお灸は身体のどこにするのですか?
  5. 治療に通うのに期間が空いてしまうのですが?
  6. どのくらいの治療期間で治りますか?

Question: 漢方薬を飲んでも効きませんでした。

Answer:

漢方薬にしろ鍼灸治療にしろ、東洋医学で効果が得られない場合の考えられる原因として  
 1.診立ての間違い(つまり治療方針の間違いです)
 2.病の勢いに対して治療効果が追いついていない、などがあります。
その対策として
1の場合:
多くの方が下記の「症状」を元にして服用する漢方薬を決めたり、「症状」に対する鍼灸治療を受けたりしているようですが、それでは対症療法的であるために効果があがりにくいのではないかと思われます。東洋医学的な治療を行う際には、その症状の奥にある、「その症状を出させている大元の原因」を読み取って根治療法を行うべきかと思われます。
○慢性前立腺炎の症状で多いもの

  • 排尿時の痛みや不快感
  • 頻尿
  • 会陰部奥やペニスの不快感
  • 会陰部や大腿部の冷感
  • 睾丸の引きつり
  • 痔のような症状
  • 骨盤やそ径部の痛みなどの違和感
  • じっとしていられない感じがする
  • 尿や精液が黄色くなる

などが挙げられます。

2の場合:
漢方薬だけでは治療が難しかったり、鍼灸治療の場合は治療の間隔が空き過ぎていたりするので、いくつかの治療法を組み合わせたり、治療間隔を詰めるようにする。そして何より、その方に合った養生法を知り実践する必要があるかと思われます。
※因みに、当院では全ての方に対して、その方ならではの原因を解決するための養生法「普段自宅で何ができるか・何をすべきか」を考えてお伝えしているのですが、これは是非ともお守りください。

Question: 慢性前立腺炎を発症してから、他にも色々と不調が出てきたように感じるのですが関係ありますか?

Answer:

はい、関係あります。慢性前立腺炎は前立腺だけの問題ではなく全身の問題ですので、全身にさまざまな症状が出て当然なのです。それらは診察の際にとても有用な情報となりますので、是非メモなどに書き留めてご来院ください。

Question: 慢性前立腺炎は気持ちの問題でしょうか?

Answer:

いいえ、違います。「気持ちが前立腺にばかり向いているのが原因」とか「うつ病や神経症が慢性前立腺炎の症状を(妄想として)つくり上げている」などと考える方もおられるようですが、これは逆です。検査に表れなくても実際に身体に症状や問題があるので、前立腺部を気にしてしまうのは当たり前のことなのです。

Question: 針やお灸は身体のどこにするのですか?

Answer:

間違っても前立腺に針を刺したりはいたしませんので、ご安心ください。基本的には「お腹」「背中」「手のヒジから先」「足のヒザから先」のツボにします。
場合によっては「頭の頂点」などにすることもあります。

Question: 治療に通うのに期間が空いてしまうのですが?

Answer:

このような場合は治療効果を持たせるためにご自宅で、お灸・漢方薬・個別に考えてお伝えする養生法などを実践していただきたいと思います。空いてしまう期間やその患者さんの状態にもよりますが、それらの方法を具体的にお伝えさせていただきますので、まずはご相談ください。

Question: どのくらいの治療期間で治りますか?

Answer:

その方の全身状態や治療に来られる間隔などにもよりますので、本来は個別に考えるべき問題なのですが、よく頂く質問なので傾向をお答えします。(ストレスなどによる)一時的な滞りが主な原因で尚且つ身体の弱りが少ない方の中には、数回の治療でかなり改善し、それで納得して治療を終えられる方もおられます。しかしそれだけでなく根深い弱りや全身状態の傾きの大きな方などの場合、それなりの治療期間が必要です。そのような方の場合、当院といたしましては取り敢えずの期日を決めて、その間は定期的に通院されることをお薦めいたしております。そしてその期日になったところで、それまでの治療の経過や回復具合などを考慮してその後を決められれば、と考えております。因みに当院の場合、以前に他院さまでも鍼灸治療を受けたが治らなかったという方が多いのですが、そのような方の場合は後者の「それなりの治療期間が必要」な方が多いです。自分はすぐには治らないのかとがっかりされる方もおられますし、治るまで何が何でも通ってやるという方もおられます。

※その他、治療について疑問や悩みなどありましたらメールやお電話でお気軽にご相談ください。もちろん相談は無料です。

※当院で慢性前立腺炎の治療をご希望される方へのお願い

  • 今まで受けた治療の経過や、服薬したお薬・漢方薬などを知りたいので、その内容のメモなどをご持参ください。
  • 慢性前立腺炎以外の病気や不調などの症状もあればメモしてお持ちください。